テレビ業界の陥っている異常さ
- 2014/11/24
- 23:12
さて、前回まではメディア業界における思想の左右ありきの問題について扱ってきましたが、今回は特にテレビ番組の「質」についての問題となります。先月、ニコニコのほうのブロマガで少し書いたのですが、NHKのドキュメント番組ですらあまりにも「トンデモ」な内容を扱っている事が判明し、実はここ暫らく録画などを使っていくつかの時間帯の番組をチェックしてみました。その結果解ったのですが、「トンデモ」以前に番組自体が広...
左右二元論で今の情勢を考えるからおかしな結論になる
- 2014/11/17
- 22:34
さて、今回の内容は前回に引き続き思想の左右という問題となります。これを書く上で、最初に少し言い訳のような事を書かせてください。今回のテーマは大きく分けて2つあります、一つは今までの左右二元論の間違い、もう一つは「批判ありきの批判になってはいけない」という事です。問題は後者なのですが、批判ありきの批判と言うのは、私のようなスタンスで問題を論じる上で最も陥りやすい問題の一つです。問題が起きておりその問...
硬直化した左右二元論が生んだマスコミ不信
- 2014/11/10
- 22:17
さて、今回の話題は直接的にマスコミ不信問題とは関係ありません。ただ、今回の内容は特定の立場の人達の考えを知る上で非常に興味深く、最近のマスコミ不信問題とリンクしているので今回取り上げる事にしました。まずは以下の記事を なぜ、サヨク・リベラルは人気がないのか…社会心理学で原因が判明!? リテラ 2014.11.09 http://lite-ra.com/2014/11/post-616.html 一連の朝日新聞問題でよくわかったのは、朝日が...
2008年は長年のマスコミ不信がもたらした影響がはっきりと表面化した年であり、その後の各社の道を大きく分けて行った
- 2014/11/03
- 22:02
さて、今回の話題は2008年となるわけですが、最後のほうは少しその後の事も関係しています。この年は今まで書いたようにマスコミ不信に関して大きな出来事がありました。その影響は個別の出来事単体で終ることなく、2008年から2009年にかけて業界そのものの収入に大きな打撃をもたらす事となります。もちろん業界の収入減は当時のアメリカのサブプライムローン問題やリーマンショックも関係しているのですが、実体はそれだけではな...